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お金に嫌われる人の特徴とは?

2023.7.5

2022年12月に「令和5年度税制改正大綱」が発表され、大きな話題となりました。
特に新NISAの抜本的な改革のところは、みなさんも注目されたのではないでしょうか。
非課税投資枠は以前より拡充され、非課税期間も無期限となります。
以前から資産運用をするかくすぶっていた方にとって、いよいよ実際に資産運用を始めるきっかけになるでしょう。

このように、税制や金融関連の制度の改正に興味関心を持つことは、お金を増やすための第一歩です。
お金持ちである「富裕層の人」は、お金に対するアンテナを常に高く張っています。

一方で、「お金に嫌われる人」にはどんな特徴があるのでしょう?
今回は、「お金に嫌われる人」の特徴についてお伝えしてまいります。

 

 

特徴 ① お金の流れを把握しない
お金に嫌われる方は、ほとんどお金の流れを正確に把握していません。

みなさんは、毎月の収支の内訳を把握していますか?
給与の手取り金額と毎月の固定費や変動費について把握していないと、足りなくなった時に貯蓄を切り崩すことになります。これでは、お金はどんどん減る一方です。

特に、先取り貯蓄や積立投資などをしていない場合は注意が必要です。
銀行口座に給与が入ったが、すぐ出ていく。
これを繰り返していると、将来的にお金はほとんど残りません。

もともと資産家でない場合は、自分の収入や資産運用でお金を増やして増やしていくほかありません。
そのため、まずはお金の管理も正確にすることが、「お金に好かれる」上で大切になります。

 

特徴 ② 決断が後回しになる
お金に好かれない人は、大切な決断を後回しにしがちです。
例えば、欲しいものがあった時に、高価なものや馴染みのないことであれば、悩む場面もあるでしょう。
ただし、インフレが顕著な近年です。買うタイミングが数ヶ月遅れるだけで、買値が大きく上がってしまうこともあるでしょう。
どうしても欲しいものは、悩んでるうちに手の届かない価格になるかもしれません。
現に、自動車やスマホなどはどんどん値段が上がっていっています。

欲しいものややってみたいことは、早いうちから情報収集し、決断して行動しましょう。

特に、資産家や富裕層の方は決断が早いです。
「買う」「買わない」「やる」「やらない」といった結果に関わらず、決断することで新たな選択に進むことができるのです。
時には慎重に検討することも必要ですが、決断を後回しにすることはやめましょう。

 

特徴 ③ お金に対することのアンテナが低い
税制や金融知識など「お金に関すること」へのアンテナが低い人は、その分チャンスも低くなるでしょう。
お金に逃げられてしまう人は、特に「自分には関係ない」と積極的に情報をつかみにいきません。

例えば、年金について。
若い世代には、20年〜40年も先のことでしょう。
しかし、将来的に関係ないことではありません。
現にいま、日本の公的年金制度を支えるべく保険料を納めているはずです。
そして、その年金だけでは老後生活を十分に賄えないかもしれないことはご存知でしょうか?


出典:日本年金機構「令和5年4月分からの年金額等について」

2023年度(令和5年度)67歳以下新規裁定者の国民年金は満額で月額6万6250円でした。
また、モデルケースとなりますが、平均標準報酬が約527万円の夫と専業主婦の妻の場合、夫婦二人分の厚生年金受給額は月額22万円4482円です。

国民年金か厚生年金か。
そして、厚生年金なら加入期間の年収により受給額が決定するため、どれくらいもらえるのかは個人差がありますが、十分な金額とは言えないでしょう。
年金を受け取るのはまだ先の話であっても、現状を知っておくことで何をすべきか考えることができます。

人生100年時代とも言われる長生きのこれからを考えると、年金以外に老後生活を支える資金を自分で準備する必要があることは間違いありません。

現代では、常にお金に関するアンテナを高く張り巡らせ、色々な情報の中から自分にとって最適な資産形成の方法や節約方法などを選択できるかどうかは非常に重要です。

まずは、今の収入で満足度の高い人生を送れるように、調べているところから始めてみてはいかがでしょうか。

金融リテラシーを向上させることは良いことですが、それだけでは無意味です。
実行してお金を増やす力を身につけることが最も重要です!

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