BLOG

HOME > 投資をしないことが「リスク」

投資をしないことが「リスク」

2022.11.23

先日、ワールドカップが開催されましたね。
今日は日本戦があるので、良い試合になることを願っています。

話は異なりますが、昨日に試合をしていた「デンマーク」は、法廷の最低賃金はないものの、
時給は2000円以上もあるそうです。日本の最低賃金と比べると、倍以上高いですね。
また聞いた話ですが、アメリカのマクドナルドで働いている方の時給は3500円を超えるそうです。
今後、日本人が世界へ出稼ぎに行かないといけない状況も起こるかもしれません・・・。

 

それはさておき、日本で生活する私たちにとって、
米国株投資をすることは非常に優れた分散投資の一つになります。

どういうことかというと、日本で働くと、給与は円で支給されますよね。
給与をドルでもらっている人はほぼいません。

となると、何もしなければ、日本円の資産しか増えません。
これが実は、とても大きな問題です。

世界的な視点で見たときに、自分の資産が円だけに集中しているのは、大きなリスクになります。

その理由は、日本は世界の中に存在しているからです。
世界に日本しか国がなくて、日本の中だけで全てが完結しているのであれば、円を持つだけで良いでしょう。
ですが、実際はそうではありません。

日本は海外の多くの国と国交があり、輸入も輸出もたくさん行っています。
日本で輸入がストップしてしまうと、国のバランスが崩れるほどです。

日本人は海外製のものを手にする機会がとても多く、
海外に行くことがなかったとしても、海外の影響を大きく受けてしまいます。

特に今年の春から一気に円安になり、海外からの輸入品を中心に様々な商品の値段が高騰していることは、
誰でもご存知でしょう。

このように円安の状況となったとき、資産が円だけに集中していると、
例えば以前なら1万円で買えていたものが、今は1万円以上出さないと買えなくなってしまうのです。
これを「インフレ負け」といいます。

米国株を買ってドルを保有していると、自分の資産を円だけでなくドルにも分散することができます。
たとえ円の価値が下がったとしても、ドルの価値が上がるので、資産価値は保つことができるのです。

今は証券口座内で円をドルに変換して購入することができるので、初心者にも優しいです。

だからこそ、投資を損するものだと思っている人や、円だけ保有していて投資で損をしたくないと考えている人ほど、投資をしてリスク分散をしないといけません。

今の時代は、投資をしないことこそが「リスク」です。

 

一覧に戻る

TOP