日本では、色々な保険があります。
将来の備えとしてたくさんの保険に加入されてる方が多いです。

平均寿命が世界2位の日本は、長生きする可能性が高いので、
保険はほとんど不要なはずですが・・・。

日本は、世界トップクラスで保険料を支払っています。
これは、保険に対する知識がないことの表れですね。

日本では、社会人になり保険加入される方が大半ですが、
保険に入る際は、先輩や家族が入っているものと同じようになることを選びがちです。
そして、自分が入っている保険をあまり理解しておらず、何に入っているかも知らないケースが多い。
これって本当に怖いことです。

大前提として、保険等いう商品は「加入者が損をして保険会社が得をする」ように作られています。
保険もビジネスなので当たり前のことですよね？
中には「私は保険で儲かったよ」と言う方もいますが、全体から考えるとほんの数%です。
ほとんどの方は、保険会社に支払ったお金より少ないお金が戻ってくるくらいです。

今よりも生活を楽にしたいのなら保険にお金を遣うのでなく、
そのお金を貯金や投資に回すのが賢い選択です。

私は、すべての保険商品を否定しているわけではなく、
むしろ人生に必要なものと考えております。
しかし、本当に必要な保険は一部であり、それ以外はほとんどが不要な保険です。

必要な保険というのは、
「滅多に起きないが、起きると家計が破綻しかねないリスク」にだけ備えるもの。
具体的には、「生命保険・自動車保険・火災保険」が該当します。
この３つの保険にさえ入っておけば他の保険はいらないと言っても過言ではありません。

これらの３つの保険に加入する際のコツについてお伝えします。

 

【生命保険】

あなたの給与で家族を養っている場合、死んでしまったあなたが生命保険に加入していなければ、
残された家族の生活は困窮しかねません。
あなたが将来稼ぐであろう数千万〜数億円を失ってしまうリスクに貯金で備えようとするのは
現実的ではないですよね。だから生命保険は必要なのです。
独身や養っている家族がいなければ生命保険に加入する必要はないでしょう。

また、生命保険は掛け捨てで十分です。月々数千円のもので大丈夫です。
貯蓄型にしたり無駄な特約を付けたりするとコストが上がるので気を付けてください。

 

【自動車保険】

強制加入である自賠責保険では、最高4000万円までの対人補償しかカバーできないため、
車を運転する人は任意の自動車保険への加入が必須です。
もし、人を死に至らしめてしまった場合、
賠償金額が数億円にのぼることは珍しくありません。
ここに備えるために自動車保険の加入は必要となります。

車の車種、乗っている年数、保険等級、加入内容などで、
保険料は大きく変わってきます。
大事なことは、必要なものだけかけることです。

 

【火災保険】

家を購入する場合、数千万円単位の住宅ローンを組むのが一般的ですが、
もしもその大事な家が災害に見舞われた時、火災保険に加入していればローンだけが
残ってしまうため経済的ダメージが大きいです。

保険会社によって保険料は大きく異なります。
年間で数万以上の差になることも珍しくありません。
同じような内容であれば、安い方が良く、
節約にもなるため、保険会社の比較は必ず行いましょう。

 

人生に必要な保険は「生命保険・自動車保険・火災保険」これだけです。
不要な保険は解約し、浮いたお金で貯金や投資を行っていきましょう。
もしくは家族や自分のために使ってください。
その方が、無駄な保険料を支払うより何倍も価値があります。