72の法則
2022.3.16
みなさんは72の法則はご存知でしょうか?
72?なんの数字?法則?と思われた方もいらっしゃると思います。
この72の法則は、元本を2倍にするのに必要な年数が分かる法則です。
【72➗利回り=2倍になる年数】ということです。
日本のゆうちょでも、1970年〜1990年までは平均利回りが8%ほどでしたので、
【72➗8%=9年】
なんと、9年間口座にお金を置いておくだけで2倍になっていた時代がありました。
当時は、銀行に貯金するだけで、しっかりお金が増えていました。
ですので、その頃に貯金をされていた方は、銀行で貯金しなさいと仰られます。
では、今の日本ではどうでしょう?
銀行の普通預金の金利は「0.001%」。
これを72の法則に置き換えると、【72➗0.001%=72000年】。
なんと、元本を2倍にするために72000年も必要となります。
金利が良い普通預金でも、「0.5%」。【72➗0.5%=144年】。
もう不老不死になるしかないですね!冗談ですが・・・。
日本では、資産の約半分は銀行の普通預金に置かれるので、すごくもったいない状況です。
会社を運営していて、社員の半数が仕事をせず、サボっている状況と変わりないです。
少し前の記事でもお伝えしましたが、今はインフレにより、
約2%/年も物価上昇しているので、普通預金だけでは資産が目減していってます。
だから、普通預金だけではなく、投資を行わないといけないです。
投資は時間が必要なので、どれだけ早くここに気づきお金を働かせるかが重要です。