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高校生が金融教育で学ぶこと

2022.4.2

4月に入り、今年から高校生は金融教育が必修となりましたね。

これは、4月から成人年齢が18歳に引き下げられ、
増えると見込まれているお金のトラブルを回避するために
設けられるようになりました。

これからの未来を背負う若者が金融リテラシーを高めるために、
何を学んでいくかをお伝えしていきます。

今回お話しする内容は、すべて金融庁のHPで発表されている項目です。
金融庁のHPでは、生徒向け、教員向けに解説動画確認できますので、
みなさんもぜひ、ご覧になってください。

高校生は、金融教育で6つの項目について学びます。

①「家計管理とプランニング」
⇨家計管理では、収入と資質のバランスや給与から手取りの把握、
多様な稼ぎ方や支出、雇用形態による年収の違いや人生の3大費用をもとに
ライフプランを考察する内容となってます。

②「使う」
⇨使うでは、ニーズとウォンツの違い(必要なものと欲しいもの)、
キャッシュとキャッシュレス、キャッシュレス決済のメリットや注意点を
学びお金をどのように使うことが大切かを学ぶ。

③「備える」 社会保険と民間保険
⇨備えるでは、人生におけるリスクや保険の仕組み、
社会保険と民間保険の内容から備える重要性を学ぶ。

④「貯める・増やす」資産形成
⇨貯める・増やすでは、資産形成の必要性や利子と金利、
単利と複利、金利の推移、金融商品の3つの基準、
リスクとリターン、預金と投資を学ぶ。
長期投資や分散投資など資産形成の方法が詳細に知れる内容となってます。

⑤「借りる」
⇨借りるでは、クレジットカードの仕組みやお金を借りた際の手数料、
奨学金の仕組みなどを学ぶ。

⑥「金融トラブル」
⇨金融トラブルでは、マルチ商法や個人間融資、
多重債務や詐欺などトラブルになりうる内容を学ぶ。

これまで社会人になってもしっかり学ぶことが出来なかったことを
基礎の基礎から学ぶことが出来ます。

これからは子から親にお金の学びを伝え、
家庭内で金融リテラシーを高める運びとなることを願います。

世界と日本の保有資産の差は、どんどん広がっております。
この教育導入により、これまでの差が縮まることに期待しましょう!

 

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