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貯金だけでは危ない

2022.3.30

本日時点で、1ドル=121円です。
3月22日から1ドル=120円を突破したので、円安状況となってます。

なぜ円安になっているかというと、
アメリがの利上げとインフラ率の低下が原因で日本円の価値が落ちているからです。

「海外のことなので、日本は関係ないじゃん」と思われる方もいらっしゃると思いますが、
実は・・・とても重要なのです。

円安になるメリットとデメリットをお伝えすると・・・

【メリット】
◉輸出で儲かる
⇨100ドルの商品を一つ売ると仮定すれば、1ドル80円であれば売上は8000円ですが、
1ドル120円であれば売上は、12,000円となるため、売上は大きくなります。
◉外国からの旅行者が増える
⇨これも同じで1ドル80円であれば、使えるお金は8000円ですが、
1ドル120円となると、12,000円使えるということです。

◉外貨建ての収入は資産額が増える
⇨ドル建ての株式や債券などを持っている方は、円よりドルの方が価値が高いので、
配当金や利息、時価が増えるためメリットが高い。

【デメリット】
◉輸入品が高くなる
⇨輸入品が値上がりすると、これまで買えていたものが買えなくなり、
生活のコストが上がってしまう。
◉海外旅行のコストが高くなる
⇨日本から海外に行くときに、費用がこれまで以上に高くなるため、
海外旅行に行きにくくなる。また紙幣の両替で損してしまうことが生じる。
◉海外資産の購入コストが高くなる
⇨これまで1株100円で買えていたものが、120円出さないと買えないこととなる。

ですので、円安が進むデメリットの方が大きいです。
日本は利上げをしないので・・・物価が上がり日本円の価値が下がる一方ということです。

この円安の対策としては、【外貨建ての資産を持つこと】です。
⇨ドルの資産を持つことで、紙幣価値の低下を防ぐことができる。
外国株や外国債権が円建てであっても外国の資産に投資するものは有効です。
ドルと連動するものが良いでしょう。

※ただし外貨建ての貯蓄保険や銀行窓口での外貨建て預金は、
手数料が圧倒的に高いのでオススメしません。

自身の資産は、円とドルを50%ずつで持っていると、為替リスクを回避できるので、
資産を分けて持つことが、資産価値の最大の防衛策となります。

為替の動きは、株の動きより読みにくいものとなるので、
長期的な時代の変化に対応するための対策が必要です!

 

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