老後の生活とお金の悩み
2022.3.18
今回は、老後の生活とお金の悩みについて伝えていきます。
みなさんは今後、老後の生活を迎える準備はできておりますか?
「できている」と思われた方も、「できていない」「どうしよう」と思われた方もいらしゃると思います。
現在、70代以上の「お金」で一番悩むものについてのアンケート結果によると、
1位は貯金、2位は老後の生活という回答が出ております。
※(正モバイル株式会社が2021年12月3日〜12月17日の間、
インターネットにて300人に行なったアンケート【2022年2月1日公表】)
また70代以上の資産状況は、このような結果が出ております。
70代以上の金融資産保有額(金融資産保有世帯):平均2208万円
70代以上の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む):平均1786万円
一方で老後を迎えた70代でも、貯金ゼロという世帯は一定数いることが明らかとなりました。
しかも全体の約2割が、そこに該当するという結果も出ております。
金融資産700万〜1000万円未満に広げると約5割。
また3000万円以上は約2割も存在するので、格差が出ていることも明らかとなっております。
※金融広報中央委員会が2021年2月に公表した「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上の世帯調査]
令和2年(2020)調査結果」参考
この調査では、そのほかにも「金融資産が1年前よりも減少した」と回答された方が約3割。
理由は、「定例的な収入が減ったので取り崩した」という意見がほとんどでした。
70歳以上世帯の金融資産の半数以上は預貯金となっております。
金融機関で貯金するだけで、お金が増えたことを知っている方々にとってはお金の置き場となりますね。
ただこれからは【人生100年時代】と言われております。
70歳で3000万円の金融資産を持っていても、
月々30万取り崩すと9年で無くなり、月々20万取り崩すと13年で無くなります。
だから、
生活費 〉金融資産ではなく、
生活費〈 金融資産の形を作らないといけないです。
これからの時代は、老後は自分で守ることが絶対となります。
金融資産を作り、将来の自分を守る準備をしましょう。