絶対にやるべき支出削減
2022.6.28
手元に残すお金を増やすためには、
「収入を上げる」か「支出を削減する」ことが必要です。
会社員の場合、「収入を上げる」には、
他者の評価が関係することが多く、自分の力だけで叶えることは難しいです。
ですから、先に「支出を削減」に取り組むことが良いです。
今回は、絶対にやるべき支出削減についてお伝えします。
【固定費の節約】
節約といえば、王道となるのが固定費ですね。
家賃や通信費、保険料など見直しで、節約に繋がるケースがあります。
最近はスマホのプランも次々と新しいものが出ていますので、
数年前に契約した場合、見直すと今の使用量にあったより安いプランも見つかることもあります。
また、家賃は急に下げることはできませんが、引っ越しによって固定費を下げることもできます。
20代の男性の例ですが、会社が基本テレワークになったことを受け、
最寄駅から徒歩5分のところから徒歩15分物件に引っ越しました。
すると、部屋の広さはほとんど変えずに月2万5000円の節約ができたといいます。
さらに、敷金礼金ゼロの物件だったため、引っ越しにかかった費用は約20万円。
1年も経たないうちに引っ越し代が家賃の差額累計を超えることから決断に至りました。
固定費の節約は、短期で成果が出る場合と数年単位で成果が出る場合があります。
先を見越しても節約に繋がるのであれば、チャンスとして捉えないといけません。
【無意識のうちに支払っていたお金の削減】
1ヶ月だけでも家計簿をつけてみると、
意外と無駄なお金を支払っていたことに気付く人も多いと思います。
私も、ほとんど見ていない映画やテレビ番組が見れるサブスクに入り続けていました。
当時、観たい映画があり、最初の1ヶ月が無料になるとのことで入会。
その後、解約することを忘れていたため、
そのままずっと会員として毎月数百円を支払っておりました。
アプリ内課金が増えてきた時代では、
このように無意識のうちに課金をしていたり、無料のお試し期間を過ぎて有料会員に
なってしまっているケースもあります。
この無意識に出ていくお金は非常に無駄なので、
月の支出を確認し、無駄をなくしましょう。
【無駄遣いの削減以外にもいいことがある節約】
例えば、外食やコンビニ弁当ばっかりだった人が、
自炊するようになって健康的になったというのが良い例です。
つまり、無駄遣いを減らすという節約本来のメリット以外にも
メリットが見つかるようなことが良い節約です。
30代女性の例ですが、夫と買い物に行くのに隣駅のスーパーまで歩くことにしました。
これまで2人で隣駅のスーパーに行くと地味に交通費がかかっておりました。
その結果、1人駅歩くのに慣れ、2駅、3駅隣まで歩くようになったそうです。
これは節約以外にも運動習慣がつくメリットが付随しています。
このような節約はメリットが大きいため、必ずやっておくべきです。
長く支出の見直しを行っていない場合は、
とても面倒で大変なので、腰が重いでしょう。
しかし、小さな支出削減ができれば、
数十年が経った時には大きなものとなってきます。
無駄を無くすために、まずは見直しから始めましょう!