現在の資産、将来の価値は?
2022.3.14
数年前から「量的緩和」や「マイナス金利」という言葉をよくニュースで耳にしますね。
これらは、すべて日本が物価を上げてるために行なっている政策です。
お金をたくさん新しく刷って、世の中に投げているから、
お金を増やして物価を上げようとしているんです。
これにはメリットとデメリットがあります。
借金を持っている人にとってはメリットがあります。
そして資産を持っている人はデメリットです。
物価を上げることにより、お金の価値を下げることになるので、
物価が上がれば国にとっては良いです。
会社の売上は上がり、税金も多く入るので国は税収も増えます。
仮に物価が倍になったら「お金の価値」半分になるので、
借金を持っている人からすると半分の期間で終わるため、国にとってメリットがあるんですね。
だから、国の政策だけに乗らない。
国と自分達が対立してるため、ここは理解しておくべき事です。
そして、物価が上がることに対して、対策しておかないといけないです。
今年の4月から「うまい棒」の値上げが発表されましたね。
42年間、10円という価格で販売されておりましたが、値上がり後は12円です。
なんと・・・20%も上がることになるのです!!
このように、毎年身近なものもしっかり物価が上がっております。
仮に年2%物価が上がるとすると年2%ずつ「お金」も増えていかないと、
当然、今の価値は維持できないですよね。
今1万円で買えるものが、来年には1万円で買えないということです。
銀行やタンス貯金にお金を置いているだけでは、お金の価値がどんどん減っていく一方です。
例えると、お風呂に水を溜めているつもりなのに、栓が抜けている状態です。
消費税を上げたり、税金を上げるとなるとみなさんからは批判の声が多数出ます。
しかし、この物価を上げる(インフレ)ことは、みなさんが気づかずに資産を奪っていく方法といえます。
だから、資産を物価上昇と同等以上にして、資産価値を守ることが必要です。