家計の金融資産保有額
2023.2.13
3月13日からマスク着用が「個人判断」と発表されましたね。
海外では、数年も前からマスクの着用をやめています。
マスクの下の顔が分からないということがようやくなくなりますね。
意味のないマスクからいち早く解放されたいものです・・・。
さて、本題に参りましょう。
金融広報中央委員会が「家計の金融行動に関する世論調査(総世帯)令和4年」を公表しました。
以下、ご覧ください。
出典:金融広報中央委員会が「家計の金融行動に関する世論調査(総世帯)令和4年」より抜粋・加工
この調査結果を細かく見てみると・・・
【金融資産額】
・全世代の貯蓄額の平均値は『1150万円』、中央値は『280万円』
【金融資産保有額の分布】
・金融資産非保有:26.9%
・100万円未満:10.6%
・100〜200万円未満:6.6%
・200〜300万円未満:4.7%
・300〜400万円未満:4.7%
・400〜500万円未満:3.0%
・500〜700万円未満:6.4%
・700〜1000万円未満:5.6%
・1000〜1500万円未満:7.1%
・1500〜2000万円未満:4.5%
・2000〜3000万円未満:6.1%
・3000万円以上:10.7%
・未回答:3.0%
このような結果となりました。
驚くべきことは、「金融資産非保有=貯畜ゼロ」世帯の全体に占める割合は26.9%。
実質約4世帯に1世帯が「貯畜ゼロ」ということです。
ちなみに、令和3年の全世代の貯蓄額の平均値は『1395万円』、中央値は『300万円』でした。
平均値・中央値ともにマイナスとなっています。
一方、「貯蓄1000万円以上」と回答した世帯の割合はトータルで28.4%です。
「金融資産非保有」の世帯をほとんど同じ割合となっています。
ということは・・・
・4分の1は金融資産を保有していない
・4分の1は貯蓄1000万円以上持っている
・残り2分の1は貯蓄1000万円以下・・・ということです。
これは非常に『まずい』です。
今後のインフレ上昇・社会保険の上昇・増税などを考慮すると、老後問題がさらに悪化すると思います。
今、少しでも貯蓄をしておくことが必要です。
すべき対策としては、『収入を上げる』『支出を抑える』『お金を働かす』です。
それぞれの状況や環境は異なりますので、できる対策を取ることが大切。
今できることを取り入れてみてはいかがでしょうか。