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パーキンソンの法則

2023.7.20

みなさんは『パーキンソンの法則』についてご存知でしょうか?

一度は、聞いたことがあるという方が多いと思います。

収入があるほうなのに、なぜかお金が貯まらない・・・
締切まで日にちの余裕があったのに、気づけば時間がなくなっている・・・
こういった悩みは誰もが一度は経験されているでしょう。

これには、パーキンソンの法則が関係している可能性があります。

今回はパーキンソンの法則から、時間やお金の無駄遣いの防ぎ方についてお伝えしてまいります!

最初に、パーキンソンの法則についてお伝えします。

『パーキンソンの法則』・・・イギリスの歴史学者・政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが、当時の会社を分析して1958年に提唱しました。
もっとも知られているものが、以下二つの法則です。

▼第一法則
「仕事の量は、完成させるために使える時間を全て使うまで増え続ける」
例えば、与えられた仕事の期限が1週間後で、時間的な余裕があるのにもかかわらず、
締め切りギリギリまで時間をかけてしまい、非常に効率が悪くなることを指します。

▼第二法則
「支出は、収入と同じ額になるまで増え続ける」
例えば、会社で昇進して、増えた分の収入は貯金に回そうと思っていたのに、生活レベルを上げたくなり、ショッピングや趣味、引越しや旅行などの出費がどんどん増え、気づけば、収入の増えた分を使いきっていたという行動を指します。

第一法則、第二法則ともに一度は経験がある方が多いのではないでしょうか。
私はどちらとも経験が何度もあります。
特に「第一法則」は、早くも小学生の夏休みの宿題の時から経験していました。

では、パーキンソンの法則を克服するためにはどうしたら良いのでしょうか?

まず、以下3つの対策方法を講じることが大切です。

①前もって自分で締め切りを決める
与えられた仕事の量に対して、締め切りに余裕があると感じるのであれば、締め切りより前に、自分だけの期日を決めるようにしましょう。少し厳しく期限を設けることで、仕事の集中力が上がるので、より効率的に作業することができます。締め切りを早めることになれた頃には、以前より仕事のスピードが格段と早くなっています。

②作業を細かく分解してそれぞれの締め切りを決める
仕事を与えられたら、まずは、内容を段階ごとに細かく分解しましょう。
それぞれの段階に必要な所要時間を算出して、締め切りを設定します。
それぞれの段階にも締め切りを作ることで、ひとつの作業を完了していくごとに、進捗具合が見える化されます。そうなるとゴールまでの道すじも明確となるため、本来の締め切りのギリギリとなっても、何も終わっていないという状況に陥ることはないです。

③お金を浪費しない対策をとる
誰でも手元に余分なお金があると、つい気が緩み、使ってしまいます。
その月に余った金額を貯金しようと思っていても、なかなか貯められないでしょう。
お金を貯めるためには、「先取り」を行い、給与が入ったらすぐに貯金に回すという流れを作らないといけません。
単に貯金だけしたいのであれば、定期預金の積立などを活用する。
それ以上に増やしたいのであれば、積立NISAなどを活用することで対策をとることができます。
まずは、手元にあるお金を簡単に使わない仕組みを作ってみましょう。

パーキンソンの法則は、頭では理解しているものの、ほとんどの方が陥ってしまいます。
これからの時間とお金を有意義に使っていくためにも、是非、対策していきましょう!

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