お金持ちのフリーランスが高級外車を買う理由
2022.12.12
大きな会社の社長さんは、高級外車に乗っていることが多いですね。
最近では、フリーランスの方も高級外車に乗っている方も増えています。
その理由として、減価償却が大きく関係しています。
フリーランスにとって最も減価償却に接する事例は、車です。
車は、普通に走る状態のものであれば10万円以上するので、
減価償却をしなければいけません。(格安中古車は除く)
車の減価償却には、様々なやり方があります。
そして、中古車を購入すれば、非常に効果的な節税につながります。
ちなみに、中古車の耐用年数というのは、次のようになります。
▶︎(法定耐用年数-経過年数)+(経過年数×0.2)
※1年未満の端数は切り捨て、2年に満たないときは2年
仮に、4年経過した中古車の場合、法定耐用年数は6年で経過年数が4年なので、
▶︎(法定耐用年数6年-経過年数4年)+(経過年数4年×0.2)=耐用年数2年(端数切り捨て)
このようになります。
つまり、4年経過の中古車の耐用年数は2年ということです。
中古資産の耐用年数は最短で2年ですので、
これ以上経過していたとしても、耐用年数はこれ以上短くなりません。
ですので、4年経過以上の中古車の耐用年数も2年となるのです。
耐用年数が2年ということは、定額法で行ったとしても1年間に購入費の半分を計上できます。
また定率法では、耐用年数2年の場合は償却率が1.00です。
つまり購入費の100%が減価償却できることになります。
※『定額法』・・・毎年同額の売却費を計上することで、計算が簡単となり将来の計画が立てやすくなる方法。年間の減価償却費は、取得額に対して耐用年数に応じて定められた定額法の売却率を掛け合わせることで求めることができる。
《定額法の減価償却費=取得価額×定額法の償却率》
※『定率法』・・・年が経過するにつれて償却費の額が減少。初めの年の償却費が最も高く「償却補償額」に満たなくなると、毎年同額を計上する。
《定率法の減価償却費=取得価額(or未償却残高)×定額法の償却率》
例えば、4年落ちの200万円の会社を買う場合、
定率法を取っていれば償却率は1.00なので、”200万円×1.00=200万円” となります。
もしも7月に買ったとしても、半分の100万円を減価償却費として計上することができるのです。
その年に大きく売り上げを上げて一挙にたくさん計上したいときには、
4年落ちの外車などはうってつけのものといえます。
この仕組みを活用できるため、フリーランスの方は定期的に高級外車を乗り換えます。