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ほったらかし投資

2022.12.24

毎日の生活の中で「投資はしたいが、株価や為替レートを都度チェックして売買するのは面倒で、
時間の余裕もない」という方はいらっしゃいますよね。
私も投資を始めた際は、多忙な会社に勤めていたので時間の余裕がありませんでした。

そんな方におすすめなのが「ほったらかし投資」です。

ほったらかし投資とは、投資商品を購入した後はあまり手をかけずに、
放置したまま資産を運用していく投資方法です。

一般的に株式や為替などの資産運用は、投資商品を色々と調べつくした後に自分で選んで購入して、
その後は株価や為替レートを日々チェックしながら売買のタイミングを計り、
価格が安い時に買い、高い時に売却して利益を積み重ねていくものです。
だからこそ、パソコンやスマホを常に見ておくことは欠かせません。

「仕事やプライベートが忙しく、投資のために充てる時間がない」
「株価を毎日チェックすることが面倒」など、日々の売買を自分で行い、
利益を積み重ねていく資産運用が難しい方は、特にほったらかし投資が適しています。

 

「ほったらかし投資」を2つご紹介します。

 

①積み立てでほったらかし投資
ほったらかし投資に向いているのは、主に積立型の金融商品です。
例えば、株式累積投資、積立投資信託、不動産投資信託(REIT)、純金積立などですが、
毎月積み立てる金額を証券会社などに送金するのは手間がかかります。
そのため、ほったらかし投資では、預金口座などから毎月一定額を自動引き落としに設定して積立を行います。
また、非課税制度であるつみたてNISAも、ほったらかし投資を行う方法の1つであり、
少額から始められ、税制の優遇を受けながら長期間の運用ができるので適しているでしょう。

 

②システムに任せるほったらかし投資
日々売買を行なって利益を積み重ねたいが、時間がない人は、
システムに任せてほったらかし投資を行う方法もあります。
例えば、投資一任型のロボットアドバイザーを活用すると、
株式などの売買や運用をロボアドバイザーに全て任せることができます。
手数料はかかるものの、自分で情報を収集したり、売買の手続きなどの手間をかけることなく、
ロボアドバイザーが契約者のリスク許容度や相場の状況に合わせて自動的に資産運用を行ってくれます。
また、FXの自動売買機能を使って、ほったらかし投資をすることもできます。
FXの自動売買とは、あらかじめ設定したトレードルールに従って為替を売買する機能です。

例ですが、1ドル130円になったら保有している円を売ってドルを買い、
1ドル132円になった場合はドルを売って円を買うようにトレードルールを設定しておくと、
チャートがそのルールと合致した時に自動で売買してくれます。
これらを活用すると、時間に余裕がなくても投資を行うことができるでしょう。

 

ほったらかし投資は手間をかけずに済むため、
株や為替に詳しくない投資初心者や日々多忙な人でも始められるほか、
定期預金よりリターンが期待できることがメリットとなります。
それだけでなく、ほったらかし投資がきっかけで投資に取り組むことで、
資産運用の知識が身に付き、自身の金融リテラシーの向上にもなります。

ただし、ほったらかしとはいえ投資なので、タイミングによっては元本割れすることもあります。
ほったらかし投資は、時間をかけて少しずつ資産を増やしていく投資方法のため、
短時間で大きな利益を得ることは難しく、価格が下がり続けてもほったらかし投資を継続していると、
大幅な損をする可能性があるなど、デメリットも知っておかないといけません。

ほったらかし投資は、少額でもいかに長期で行うことができるかがポイントです。
まとまったお金を使って大きな利益を得たい場合は、違う運用方法を選びましょう。

今後、NISAの内容も新しく変わるので、これまでより多くの方が投資を始められます。
大事なことは、自分に合った投資方法を選択することです!

 

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