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21世紀の資本論

2022.3.15

みなさんは「21世紀の資本論」という本をご存知でしょうか。
お金の勉強をなさっている方であれば、ご存知の方が多いと思います。

こちらの本に書かれていることですが、

結論からお伝えすると、【 お金 > 人 】ということです。

何???どういうこと???という声が聞こえてきそうなので、簡単に詳細をお話ししていきます。

 

フランスの経済学者のトマピケティという方が、過去200年間の経済を調べたところ、

 

人の賃金の上昇率よりも資本が増える上昇率の方が大きい、
つまり「人よりもお金が働いて増えるお金の方が大きい」ことが数字として導き出されました。

 

その差は、人の賃金の上昇率が1%に対して、お金が増える上昇率は5%でした。

簡単に言うと、お金は人の5倍働くという法則が明確に示されたのです。

 

日本は、1970年からの30年間、人口増加と教育によって、
高度経済成長期と高金利自体が続きました。

 

この30年間の間は、金利がとても良い時代で8%とか12%など、平均でも6%という時代でした。
貯金でお金が増える状況でしたから、貯金をしておくことが正解でした。

 

しかし、現在の金利は・・・0.001%。
12%であれば12000倍もの差があるということですから、
かつてと同じことでお金を増やすということは、難しいということです。

 

金融の仕組みが全く異なるわけですから、同じやり方では勝てないということです。

当時のようにお金を増やすためには、この本で書かれていることを理解して、
実践していくことが大切だと思います。

 

私自身は、5年間これを実践することによって、
毎月お金を減らすことなくお金を増やすことが可能になりました。

【収入⇨資産(投資)⇨支出】

収入を資産へ。そして増えた資産から支出する。
このサイクルで、自分だけが働くのではなく、お金を働かせる。
ただし、お金は人の5倍働きますが、働かせる場所は金融機関のみにしてください。

金融機関とは、銀行、保険会社、証券会社この3つのみです。

それ以外のところにお金を入れることは、無くなっても仕方ないと思って預けた方がいいです。

なぜなら、日本はマネーリテラシーが低いので、投資と投機が一緒になっており、
資産を失っている方もいらっしゃると思います。

 

ぜひ、自分が働くと同時に、しっかりとお金を働かせることを採用されてみてください!

 

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