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知られざる格差

2022.5.6

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、
世界の富裕層と貧困層の格差が広がり続けています。

フランスの経済学者トマ・ピケティさんたちが運営する
「世界不平等研究所」が発表した内容によると、

世界の上位1%の超富裕層の資産は2021年、
世界全体の個人資産の37.8%を占め、
下位50%資産は全体の2%にとどまりました。
世界の上位10%では全体の75.6%を占めています。

裏返すと、残りの90%の人たちで、
世界の24.4%の資産を循環させている状態です。

コロナ禍で経済活動が制限され、景気刺激のための財政出動や
金融緩和によるマネーが株式市場に流れ込み、
多くの資産を保有する富裕層に恩恵をもたらしています。

ウクライナとロシアの問題により、
資産をさらに増やしている超富裕層もおります。

間違いなく格差は今後も広がり続けると言えるでしょう。

また日本内での格差を見ると、
富裕層上位10%の資産が57.8%で、
そのうち最上位1%は24.5%を占めました。

私たちが暮らす日本でも上位10%の富裕層が、
半分以上の資産を保有しております。

さまざまな情勢の中でも、
富裕層は資産を増やし続けていることが現実です。

 

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